2016年5月14日

思ったこと

気が向いたので、つれづれなるままに。
何度も書いてますが、学振というものがあります。
正式名称は「日本学術振興会特別研究員」。
博士課程に進む学生を支援して、優秀な若手を育てる制度です。
(果たして十分に支援しているのかは批判も多くありますが、
そのへんのデリケートな話題はここでは割愛します。笑)
この選考ではこれまでの研究状況についての申請書を提出し、
どこぞの大学の先生に審査してもらうという制度になっています。
採用者のうち多くは書類のみで採用内定となり、
ボーダーに近い人は面接(研究のプレゼン)も追加で行われます。
個人的には(いろいろな余計な事情も絡んで)
人生の掛かった紙切れ一枚(正確には6ページとか)です。
事ここに至って思うのは、国語って大事なんだなってことです。
書いてることはほとんどESと同じですから、
就活生も同じことを思ったりするんでしょうかね。
主語と述語が遠すぎるとか、一文が長すぎるとか、
散々な答案を直してもらった経験は、糧になっています。
ネットを探せば、これらは気をつけるポイントとしてありますが、
なんというか体に染み付けるのは大事なことだと思います。
話は変わりますが、最近とある教授に言われてつくづく思うのは、
基礎的な数学や物理を知らないと、
化学者も研究の幅が狭まるということです。
なんだかんだと教訓めいたものを書いてみたものの、
こういうことって、抜き差しならない状況で気づくんですよね。
もう抜き差しならなくなった者の戯れ言としてここはひとつ。
僕自身は諦めてるわけでも何でもなくて、
学振の申請書は全身全霊をかけて書きますし、
勉強もまだまだするつもりです。
ゲームばっかりしてた中学時代、飲んでばかりの大学時代への後悔は全くないのですが、
こういうことって早めに誰かが教えたほうがいいんじゃないですかね。
だから企業にも学生の基礎学力が足りないとか言われるわけで......
自分については言い訳せずにしっかり力を付けたいと思います!